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 今日のめざましい科学技術の発展は、従来の自然科学の枠組みを打ち壊し,新しい専門領域を次々に生み出しています。その一方で,エネルギー資源や環境問題など,科学技術文明のあり方をめぐり,新たな問題を提起しつつあります。
 このため,
これからの自然科学や科学技術の発展を担う人材は,自然科学の幅広い教養の上に,総合的視野に立った専門的知識と,自然に関わる人間の営みについての深い理解や洞察力が求められています。
 本専攻では,このような社会的要請に応えるため,従来の物質科学・生命科学・自然システムの3つのコースを再編成し,基礎科学を軸にしながら自然を総体としてとらえ直す新しい視点に立った教育研究を進めています。
 学生は,専門科目を中心に幅広く学ぶことができるよう配慮されています。また最小限の必修科目を除き,全ての専門科目を選択科目とし,学生が自らの興味と課題に応じて履修計画が立てられるよう配慮しています。さらに自然現象に直接触れながら専門的知識・能力を高めることを重視する立場から,数多くの充実した実験・実習科目を設けています。
 3・4回生ではゼミ・演習において各教員の個別指導を受けるほか、研究室に所属して各教員の指導のもとに、卒業研究を行うことになります。