大阪教育大学 ホーム > 教養学科 > 自然研究専攻
研究室生活

 当研究室では、有機合成をメインにしている宿命(?)として、1日の在室時間が他の研究室と比較してかなり長時間です。言い換えると、研究室が生活の場となるので、まさに研究室メンバーが “家族” 同様になり、人間関係は大変良好です。
 そのため(?)か、国技ならぬ “研究室技” としてボーリングが大変盛んで、2〜3年に1回は大ブームが到来します (2008年度は第3次ボーリングブーム到来中)。

 以下に、平均的な研究室の1日を学生が紹介します。

9:30〜 研究室の学生が登校してきます。
午前中 各自、本日の予定を再確認・実験計画を立てた後、実験を開始します。
11:30〜13:30 各自、時間を見つけて食堂に行ったり、生協で昼飯を買って、研究室の談話スペースで昼食を取ります。
午後 バカトークをしながら、実験に勤しんでおります。話のネタはボーリング5割、恋バナ3割、化学2割です(笑)
17:00頃 実験頑張りすぎて、みんなガス欠・・・ということで生協タ〜イム!お菓子食べまくるゼ♪
18:30〜21:00 そろそろ今日の予定もひと段落。片付けして帰りましょう!お疲れ様でした〜♪
21:00〜 夜な夜な実験しちゃうぞ☆ たまにはお泊りする人も・・・。

 自然研究講座では、研究室分属が3回生の4月に決定します。ですから、研究室との密接な関わりは3回生から始まるため、進路決定で迷っている場合などは、研究室の先生や先輩などに早い段階で相談できる、他大学の理工学部とは異なる大きなメリットがあります。
 3回生の間は、まだ授業・実験レポートなどでかなり忙しいため、研究室でのゼミは基本的に週1回になります。
 卒論発表会が終わる2月中旬から、本格的に卒業研究が始まります。
 週間予定は、月〜金曜日は卒業研究、火曜日の午前中に、自分の研究内容に関連した英語文献を紹介する “雑誌会”、もしくは月1回自分の研究成果を報告する “報告会”が行われます。
 以下に、おおよその研究室の年間予定を紹介します。


日本化学会春季年会にて

2月〜    本格的に卒業研究が始まります。
5月中旬  研究室新歓が行われます。最近はバーベキューをした後、ボーリングをするのが定番となっています。
6月中旬〜 教員採用試験を受験する4回生・大学院生は、一足早い夏休みとなります。
8月 4回生は夏休みとなります。院試の勉強も追い込みに入ります。
9月初旬  院試があります。
10〜12月 学会シーズンです。学生も積極的に参加・発表します。
12月末   忘年会が行われます。だいたい2次会のボーリングを考慮に入れて居酒屋の場所を決めます (笑)。
1月〜2月 卒論・修論発表のための追い込みに入ります。
2月     卒論・修論発表があります。
3月中旬  追いコンが開催されます。これも2次会のボーリングがメインです(笑)。
卒業式。式後に自然研究講座全体で謝恩会があることが多いです。
3月末    院生・院に進学する学生は、日本化学会春季年会で参加・発表を行います。
卒業後の進路

 当研究室所属の4回生・大学院生は、大阪教育大学 教養学科 自然研究専攻の特徴である、「幅広い教養」 + 「理工学部と同等の専門知識」と、当研究室で最重要視している「プレゼンテーション能力」「コミュニケーション能力」を身につけ、ほぼ全員が希望通りの進路に進んでいます。
 卒業生の進路は、大きく分けて以下の3つです。

教育大学という特性を活かした、中学校理科・高校化学教員
有機化学という研究内容を活かした、化学メーカー就職
更に研究性を深めるための、大学院進学


 公立学校の教員採用試験の倍率が非常に高かった時でも、当研究室からは複数、合格者が出ています。
 また企業就職も、理系、しかも有機化学を研究していることから、いわゆる東証1部上場の化学メーカーに多数就職して活躍しております。
 以下に、卒業生進路の例を紹介します。

大阪府 公立中学校 教員 兵庫県 公立高校 教員 奈良県 公立高校 教員 愛知県 公立高校 教員
各府県 私立中学・高校 教員 奈良県 教育委員会 大阪府庁 岡山県庁 など
出光 日東電工 DIC (旧:大日本インキ) 日産化学
帝人 ステラケミファ ロート製薬 アステラス製薬 (旧:藤沢薬品)
中外製薬 アストラゼネカ 万有製薬 エーザイ
ペプチド研究所 神戸屋 など
大阪教育大学 大学院 大阪大学 大学院 名古屋大学 大学院 神戸大学 大学院
大阪市立大学 大学院 など