自然研究専攻について


今日のめざましい科学技術の発展は,従来の自然科学の枠組みを打ち壊し,新しい専門領域 を次々に生み出す一方で,エネルギー資源や環境問題など,科学技術文明の在り方をめぐり問題を提起しつつあります。このため,これからの自然科学や科学技術の発展を担う人材は,自然科学の幅広い素養のうえに,総合的視野に立った専門的知識と自然に関わる人間の営みについての深い理解や洞察力が求められています。本専攻では,このような社会的要請に応えるため,従来の自然科学の諸領域を再編成し,物質科学生命科学自然システムの3つの履修コースを設け基礎科学を軸にしながら自然を総体としてとらえ直す新しい視点に立った教育研究をすすめています。

学生は,各コースに分かれて入学し,学科共通科目,専攻共通科目とともに所属コースのコース専攻科目(物質科学生命科学自然システム)を学ぶことになりますが,所属コース以外の専門科目も幅広く学ぶことができるよう配慮されています。又,最小限の必修科目を除き,すべての専門科目を選択科目とし,学生が自らの興味と課題に応じて履修計画が立てられるよう配慮しています。さらに各コースとも,自然と自然現象に直接触れながら専門的知識,能力を高めることを重視する立場から,数多くの充実した実験実習科目を設けています。3・4回生ではゼミ・演習において各教官の個別指導を受けるほか,4回生では研究室に所属して各教官の指導のもとに, 卒業研究を行うことになります。


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Last Update 2009/12/28